2017.09.22

富岡製糸場

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先日ずっと行ってみたかった富岡製糸場に行きました。
良いお天気でしたが、前日の台風の影響か、思いのほか空いていました。

受付の方にボランティアの方のガイドがお薦めと聞き、まずはガイドツアーに参加。

こちらが女工さんたちが働いていた製糸場の入口です。

中はこんなに明るいです。説明によれば、トラス構造で、このような大空間を作っているとのこと。柱間は6間位あるでしょうか。300角の杉の柱が支えています。

明治五年、新政府は外貨獲得のため、生糸の輸出で外貨獲得をしようと、官営の模範工場を造りました。まだ電気も通ってない時代によくこのような建物を建築しましたよね。驚いたのは労働環境で、製糸工場というと、私のイメージは野麦峠だったのですが、一日の労働時間は7時間45分、日曜日もお休み。制服も支給されていたそうですよ。女性たちはここで技術を身につけ、出身地で指導者となるべく、意欲的に働いていたそうです。

 

 

 

 

こちらは正門正面の建物で、繭の保管庫でした。
木造をベースに煉瓦を使った建物で、太い柱は7メートルの杉の木です。木材も煉瓦も地元で調達したのだそうです。

中はこんな様子です。

 

 

 

 

西置繭所は現在修復作業中で、一部現場を見学することができます。巨大な足場で建物をすっぽりと覆っています。建物のすぐ横で、壁と屋根の足場を組み立て、それをスライドさせていって建物を覆うという工法でした。屋根の瓦もすべて下ろして野地板を修復するのですが、一枚一枚の瓦の位置もしっかりとコンピューター管理されています。

他の建物もまだまだ修復中の物が多かったです。

当時日本を動かした人たちの強い意志や行動力を少し感じることができました。

設計 伊藤